うちの弟どもがすみません 2話 | 1巻ネタバレにご注意ください

2020年2月14日

別冊マーガレット3月号のうちの弟どもがすみません 2話の感想です

うちの弟どもがすみません　第２話　オザキアキラ先生　著

ネタバレありの感想です。ご注意ください！

いきなり弟が4人もできた、新しい生活にまだまだ戸惑ってばかりの糸。

成田家に来て 1週間と少しが経ちましたが、弟たちとの暮らしに慣れる気がしません。

『いや正確には　この長男に』

なぜかいちいち突っかかってくる源との距離感を、糸は掴めずにいるのです。

しかし、いい関係を築け始めているお父さんが言うのは―――

「糸ちゃんが来てから源もなんだか明るくなったし　ほんと　家族が増えるっていいもんだね」

「…そなの？」

「チッ　お前がうるさくしてるからそう見えるだけだよ」

『そっか　そうだよね　今までひとりで「長男」を頑張ってきたんだもんね　ひとりで―――…』

『これからは　一緒に家族を支えてあげられる存在になりたいな　お姉ちゃんとして！』

　　　……

春休み最後の日、糸は「じゃあ今日は皆でババぬきでもして遊ぼっか！」と弟たちを誘います。

しかし、洛と類には出かける用事があり、リビングでふたりきりになった糸と源。

なんとか話を盛り上げようとする糸ですが、源は冷たくあしらい…？

『照れてるのかな！？』

「そだ！柊くんも呼んで 3人でババ抜き…」

「呼べるもんなら呼んでみれば」

糸は、本当に柊を呼びに行ってみるけれど、ドア越しに少し話しかける程度に留めました。

一見ほったらかしに見える源が、ちゃんと家族みんなのことを考えている、と分かったからです。

『この家には　そういう繋がり方もあるんだ』

『焦ったところで　どうにかなるものじゃないだろうけど』

『私も早く　頼りがいのあるお姉ちゃんになりたいな』

　　　……

ところが、明日から学校だというのに制服を取りに行くことをすっかり忘れていた、糸。

街の行き方が分からないので、源にお願いして一緒に行ってもらうことになりました。

源はどうしても口の悪さが目立つのですが、とてもしっかりしています。

頼りがいのあるお姉ちゃんになりたい、と思っていた糸は、少し落ち込んでしまい―――

『それでも私よりは　ぜんぜん年上らしいや』

『私とは　見てる所がまるで違う感じ』

糸と源が一緒に街を歩いていると、たまたま源のお友達と会いました。

弟の友人たちに『ちゃんと挨拶しなきゃ』と張り切る糸は、元気に「はじめまして！」を言います。

すると、源の友人2人の反応は……？

「彼女！？」

「前に言ってた義理の姉ちゃんだよ」

「あ―― 義理の！」「てかえっ　これで年上なの！？」

『1日だけですが年上です』

『まあでも』

『私も今は　胸を張ってお姉ちゃんだなんて言えない―――…』

「悪かったな　こんなんでも俺の姉ちゃんだよ　文句あるか」

糸は源が、“姉ちゃんだよ” と言ってくれたことが嬉しくてたまりません―――

クールで口が悪い源だけど、実はとっても、糸に対して気を遣ってくれているし、糸のことを気に入ってる？っぽいことに、キュンキュンしますね

ちょっとずつ距離が近づく糸と源の関係が、今後どうなっていくのかものすごく楽しみです！！

また、三男の柊くんも少しずつ糸に心を開いてくれているみたいなので、そろそろ出てきてくれそうな彼がどんな子なのか気になります。

第3話を早く読みたいですね！ 4月号が待ち遠しいです！