別冊マーガレット8月号の山瀬はどこへ行った? 6話の感想です
山瀬はどこへ行った? #6 紗織 先生 著
ネタバレありの感想です! ご注意ください!
別窓で記事がでます
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 2巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
裏瀬が愛菜を抱きしめ 山瀬に変わると、愛菜は『山瀬にこんな顔 見られたくない…』と思い、
走って 逃げてしまいました。『最低だ 山瀬の事が好きなハズなのに なんで 私―…』
文化祭の準備が始まり、愛菜のクラスは フリーマーケットに決まっています。
そして、愛菜と山瀬は カップルコンテストの準備も進めていました。
山瀬は 王子様の衣装なのに、愛菜は 女王様セット……。
そこで山瀬は 愛菜のため、フリマ材料で ドレスを作ってくれるのです!!
うまく出来ていなくても、指に絆創膏を沢山つけている 山瀬が作ったドレスを、
愛理は 愛おしそうに見つめて、「これがいい ありがと」と伝えます。
「…やっと笑った~っ」「愛菜ちゃん ずっと元気なかったし 何かあったのかなって…」
「愛菜ちゃんが喜んでくれるなら 僕 何でもするから だから無理しないで 何でも言ってね」
『どうしてそんなに優しくできるの? 山瀬は痛い程 真っ直ぐで 裏瀬は わかりにくけど さりげなくて
ふたり共 同じ優しさを持ってる』『あぁ… そっか』『だから 裏瀬に心が動いてたんだ でも―…』
やっぱり、愛菜の好きな人は「山瀬」なのでしょうね。
だけど 愛菜が好きなのは「裏瀬」だと思い込んだ山瀬は、「山瀬」の人格を 消そうと…!?
現れなくなってしまった山瀬は 一体どこに行ってしまったのか、次回が ものすごく気になります!!!!
あと、山瀬の 王子コスプレ、とっても カッコよかったですね~
別冊マーガレット9月号 山瀬はどこへ行った? #7
意識を失ってしまった山瀬は 目覚めてくれません……。
翌日、裏瀬も 山瀬に替わろうとしますが、なぜか 山瀬は出てこないのです。
「おい」「ねぇ」「あいつ」「山瀬」「「どこ行った?」」
裏瀬が 山瀬の記憶を何とか思い出し、なぜ 山瀬は居なくなってしまったのか、気づきました。
愛菜の好きな人は 裏瀬、なんていう勘違いをしたせいだ と―――
「山瀬は 私が喜ぶなら何でもするって… だから…っ」
「お前の為を想って消えた? そこまでするか? 普通…」
後悔して 涙を流す愛菜に、裏瀬は 諦めるのは早い、と言います。
「お前 俺を 照れさせろ」「俺は人格を自由に交代 出来るけど
マジで恥ずかしくなった時に 強制的にあいつと入れ替わった事がある」
涙を拭った愛菜は 山瀬を呼び出すため、裏瀬を照れさせようと 必死に頑張るのですが―――
愛菜のために消えた 山瀬も、愛菜と山瀬を会わせようとする 裏瀬も、
どちらも 優しくて、そして 切ないなぁ、と思いました。
それにしても、裏瀬を照れさせるのは なかなか難しい…!!
というか、ちょっと愛菜が 下手くそ過ぎるのかな???
だけど 山瀬のために一生懸命な愛菜、すごく可愛かったです
愛菜を抱きしめ、キスしようとした裏瀬が 一瞬だけ「山瀬」っぽかったのは、
たとえ 裏瀬は別の人格だとしても、やっぱり 山瀬は山瀬……ということなのかな? なんて気がします。
山瀬を呼び出すことが できないまま、迎えてしまった 文化祭。
何が起こるのか、山瀬は戻ってきてくれるのか、続きが気になって仕方ありません!!!!
別冊マーガレット10月号 山瀬はどこへ行った? #8
いよいよ文化祭 当日。もうすぐ コンテストの準備に行かなくてはいけない時間。
しかし、『あの山瀬』は もう居ないため、コンテストに出る意味が あるのか、愛菜は考えてしまいます。
それでも 山瀬が作ってくれたドレスを何とか完成させ、メイクと髪のセットもして 準備は完了。
綺麗になった愛菜を見て 裏瀬は、真っ赤になって 山瀬みたいな反応を見せました。
『おいおい 何なんだ俺!? この間から あいつみたいな反応して…』
愛菜と裏瀬のところに 初音と先生が会いに来ます。初音は 裏瀬に「話があるの…」と言って 2人きりに。
辛い気持ちを抑え「頑張れ」と愛菜に背中を押された 裏瀬は、
逃げずに しっかり、初音と話すことができました。
「謝って 許して もらえる事じゃないのは分かる だから怖くて ずっと言えなかった
傷付けてばっかりで 本当に ごめんっ」
初音は 山瀬に、もう自分を責めるのは やめて、と伝えてくれるのです。
間もなくコンテストが始まる という時、裏瀬と初音が 良い笑顔を浮かべているところを見た、愛菜。
『私と山瀬とは 全然違う―――…』『きっと これが 本物のカタチ』『じゃあ 私に出来る事は―――…』
『山瀬を諦めて 裏瀬の幸せを願う事』
コンテストを棄権しようとする 愛菜でしたが、裏瀬は 優勝するつもりでいてくれて―――!?
裏瀬と初音が きちんとお互いに謝ることができて、よかったですね。
2人とも よく頑張ったなぁ、なんて ウルッとしちゃいました。
愛菜が 山瀬を諦めようとする気持ちは、とても切なかったけれど、
最後、愛菜の手を引いて「優勝するぞ」と言ってくれた 裏瀬のカッコよさに、キュンキュンします
コンテストの結果が気になるし、そして 愛菜の恋は一体どうなるのか、次回も見逃せませんね…!!
別冊マーガレット11月号 山瀬はどこへ行った? #9
初音と上手くいったはずの裏瀬が なぜカップルコンテストに出場するのか、不思議に思う 愛菜。
コンテストを投げ出すことは できなかったため、全力で優勝を阻止するつもりで 参加し続けますが、
ノリノリで参加する裏瀬と 愛菜の相性はバッチリで、会場は 大盛り上がりです。
実は 裏瀬、初音に伝えた言葉は「好きだった」と 過去形でした。
怒りつつ 呆れつつ、今の彼は 愛菜にベタボレなのだと理解して、背中を押してくれた 初音だったのです。
「強がりも分かってくれないなんてガッカリ」「山瀬君 全っ然 成長してないし
…でも ちゃんと話せて良かった! 連れてきてくれて ありがとう 先生」
裏瀬と初音の会話を 知らない初音。優勝を目指す 裏瀬の目的が分かりません。
『元々は 私と山瀬の為だった…』『でも 今は 山瀬はもう居ないのに』
コンテストの“告白大会”で、裏瀬は 愛菜に「お前が好きだ」と伝えます。
そして、「俺の事 忘れんなよ」と言って 山瀬を呼び出しに向かいました。
『やっと言えた もう思い残す事はない―…』
山瀬は 裏瀬に、泣きながら 気持ちを打ち明けます。
「…本当はっ 諦めたくなんかないっ!
でも僕は 愛菜ちゃんと釣り合ってないし 君のように 何かしてあげる事も出来ないっ
僕みたいに バカでまぬけな奴じゃ 愛菜ちゃんを幸せに出来ない! だから 僕が消えればいいんだ!!」
そんな山瀬を 裏瀬は殴り、「お前じゃなきゃ 駄目なんだよ!」と伝えるのです―――
裏瀬のおかげで、愛菜と山瀬が ついに両想い…!!
もし裏瀬が 自分を犠牲にしたのだとすると切なすぎますが、そうではなくて、
山瀬と裏瀬は ひとつの人格になった……のかな? と思いました。
次号 フィナーレとのことで、最終回で どのような真実が明かされるのか、とても気になります!!!!