ベツコミ10月号の藤原くんはだいたい正しい32話の感想です
藤原くんはだいたい正しい lesson32 ヒナチ なお 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 7巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
藤原くんか 白滝くんか、どっちの願いが 誰の願いが、ヒツジちゃんは 叶ってほしいと思うのか―――
答えられなかったのは、やはり ヒツジちゃんの心に、迷いがあるからでしょうね。
寝起きで ぼんやりしていただけ、私は 白滝くんの彼女でいたいと思ってる。
そうやって 自分に、言い訳したり 言い聞かせている……ようにしか見えません。
いよいよ 終業式! 三年生を送る会 当日! 劇 本番!
ずいぶん原作とは違う 白雪姫…、だけど クライマックスシーンが大事なのは同じ!!
セリフを間違えてはいけない というプレッシャーに加え、
2人の王子に、口移しでリンゴを食べさせる「フリ」を しなくちゃいけないヒツジちゃん、大変です。
藤原くんと 真っ正面から見つめ合った状態で、劇に集中するなんて 無理に決まってますし。
動揺して 目を開けていられなくて、本当に藤原くんの口と ぶつかるところだったヒツジちゃんの、
真っ赤になっている顔を 見てしまった白滝くんは……。悔しくて 冷静ではいられなかったのでしょう。
『後は白滝くんにも 無理矢理 口移しするフリしたら 舞台が暗転するから
そのすきに 袖に引っこめばいいんだよね! よし! 大丈夫!!』
「……なんで オレの側に来る時は ホッとした顔してんの?」
「―――っ さっきの顔 見せんのが なんでオレじゃねーんだよ」
本当にキスをされて 泣いてしまったヒツジちゃんも、
ヒツジちゃんを泣かせてしまって 謝る白滝くんも、
どちらも 傷つくことになってしまい、とても とても切ないです…。
そして、元気がないヒツジちゃんを 藤原くんが励まそうとしてくれること、
素直に喜ぶことができない 今の状況も、切なくて もどかしい……。悲しくなっちゃいますね。
「白滝くんにキスされて 泣いてるつもりもなかったのに 勝手に涙が出てきて
どうすればいいか 分かんなくて 白滝くんのこと 大切にしようって 決めてたのに
傷つけてしまって…っ」
「……だから 今は 白滝くんのことで 頭がいっぱいで…って そう思ってるのにっ
藤原くんに 近づかれると 触れられると うれしいって思ってしまう…」
「こんなこと思う彼女なんて 最低だよね 藤原くんに やさしくされて 喜んでる自分が すごく嫌になる」
「……だから もう藤原くんには 近づかない…っ」
今の話を聞いて ヒツジちゃんのことを諦めるなんて、藤原くんが 無理だと思うのは当然です。
それでも ヒツジちゃんを困らせたくなくて、「…… 分かった もー近づかない」と答えた 藤原くん―――
この後の展開は 一体どうなってしまうのでしょうか!!?? 次回が気になり過ぎます!!!!