ベツコミ5月号のクイーンズ・クオリティ45話の感想です
クイーンズ・クオリティ 第45話 最富 キョウスケ 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 9巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
白虎の里から帰ってきた 玖太郎は、とても幸せそうに過ごしています。
毎日 何回もキスをしたくなってしまい、我慢できないことを 文に謝るけれど、
むしろ 文も、玖太郎とキスができて 嬉しい、と感じているのでした。
タカヤ、鉱一、先代、睦さん、大人4人が集まり 玖太郎の中に封印されている「蛇」について話します。
「蛇」とは ざっくり言うと「人を乗っ取る 悪い幽霊」だと、タカヤは 説明を始めました。
千年以上 存在する、非常に強い悪意を生みだす 思念体。依代となる者の人格を奪って 現世に現われ、
異様な力で 周囲を悪意に巻き込んでゆく。「白虎の大病」も 蛇が起こしたものだった、と―――
つまり「最悪の場合」は、玖太郎が 目覚めた蛇に乗っ取られて、玖太郎では なくなって、
大病を起こすような ひどい悪人になる、そんな可能性があることを タカヤは3人に伝えたのです。
「我々が なんの手も施せず 悪い条件が すべて出揃えば そうなる だが
玖太郎には 文がいる 彼女自身の悪意を圧倒する 女王の力
あの子の中にいる 蛇を殺せる「白」の力 それらが
玖太郎を蛇から守る 切り札になる 俺はそう確信している」
弥太郎さんと灯子さんの意志を継ぎたい と考えるタカヤは、3人に 頭を下げました。
「玄武には 悪意を制する知恵がある 蛇と白に詳しい白虎とも今は連携できる
打てる手は 多くある だから
あえて頼む 先の見えない状況だからこそ 玖太郎と文を 強く信じ 不安から守ってやってくれ」
鉱一、先代、睦さんは、タカヤの頼みを 快く引き受けてくれます。
しかし 鉱一には、玖太郎について 気にかけていたことがあるのです。
それは、玖太郎が一番 不安なはずなのに、それが全く 表に出ていないこと。
そのことについて タカヤも非常に心配しており、かなり抑圧してるのでは… と責任を感じていました。
そんなタカヤに、無理なく的確に 玖太郎の本音を聞き出す役目を押しつけられた、鉱一。
玖太郎と 2人きりで話をして、思い悩んでいることが あるのではないか、と聞いてみます。
すると やはり玖太郎には、悩んでいるけど 言えなかったことがある、と分かりました。
ところが、玖太郎の悩みは 蛇の問題ではなくて―――!?
玖太郎は 守られる価値のある素晴らしい子だと、蛇なんかに 奪わせはしないと、熱く語ってくれた 鉱一、
とっても 素敵ですね カッコよすぎて 感動しちゃいました……!!
蛇のことで悩んでない… とはいえ、玖太郎の心の支えが また強固になってくれただろうな、と思います。
一方 鉱一や文たちは、玖太郎が 不安に負けない強さを手に入れていたこと、
すごく 嬉しく思ってくれたでしょうし、頼もしく感じてくれたでしょうね!
そして、玖太郎の本当の悩みには キュンキュンしちゃいましたし、ニヤニヤしちゃいました~
「あ あのさ 1日何回までだったら キスしていいの しょっちゅうしてたら 嫌われる?」
キスのことで 真剣に悩んでる玖太郎も、玖太郎に恋愛相談されて 泣くほど喜んじゃう鉱一も、
2人とも可愛いです ほっこりします
玖太郎を全力で守ることを 文も宣言してくれて、「私は あなたのための女王なのです」と言ってもらえて、
きっと 玖太郎も、この後どのような試練が待っているとしても 乗り越えるつもりでいるでしょう。
しかし、予想外の方向から やってくる『新しい試練』とは!?
意外な人の登場で 今回は終わり、続きが とても気になりますね!! 46話が 待ち遠しいです!!