プレミアCheese!10月号の 薔薇色ノ約束 24話の感想です
薔薇色ノ約束 第24話 宮坂 香帆 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 6巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
烈の 眼差し、温もり、声によって、胸が締めつけられてしまう 彩葉―――
記憶がない 彩葉にとって、烈と向き合うことは ある種の恐怖だったのだろうな…、と思いました。
時間をかけて 烈と絆を深め合い、自分を 変えてきたのに、それらが一度 リセットされてしまった状況で、
未知の感情を、いきなり 呼び起こされたようなものですから……。
そんな彩葉に対し、烈の「オレから 逃げるな」という言葉は、かなり強引では あったのでしょう。
だけれど、その強引さが なければ、彩葉と烈が 再び向き合うことは、できなかったかも しれません。
「どうして…ですか… あなたは何故… こんなにも 私に構うのですか… あなたは…
あなたは一体 誰なんですか」
「知ってるはずだ!
君は… 君なら わかるはずだ このオレが… 君にとって どんな男だったかを――――――」
烈の言葉、烈の瞳、そして 烈の首にかかった、その 指輪―――
ついに、彩葉が 記憶を取り戻すことができたのは、間違いなく、愛の力ですね!!
「烈…様…っ …やっぱり 信じたとおり… あなたが私を 見つけてくださったのね…
私の 王子様…」
喜びを分かち合うため、しっかりと抱き合った 彩葉と烈の姿に、思わずジーンとしちゃいました。
そして、記憶を失っていた間のことを しっかり覚えている彩葉が、優しい烈様を 傷つけてしまった…と、
心から 申し訳なく思って、烈に謝る 健気さ、いじらしさに 胸を打たれますね。
とはいえ、彩葉は 何も悪くないのですから、謝る必要なんて ありません!
そのことを ちゃんと彩葉に伝えて、さらには 愛を深める言葉を告げる烈に、キュンキュンしました
「いや… オレは優しくなどない
今日など あえて君の記憶をこじ開けるような真似をした きつく詰め寄って すまなかった」
「そんなこと…」
「元はといえば オレのせいで 君を こんな目に遭わせてしまったんだ 君に落ち度はない
君を守りきれなかったことは謝る だが―――」
「…烈様?」
「だが… それでもオレは 君を手放せない
この先 君をまた 危険な目に遭わせることになろうとしても オレは君の手を 放してやれない
たとえ 君に記憶が戻らないままでも 同じだった…
こんなオレに 愛されてしまったことを 諦めてくれ」
「…酷いわ 烈様ったら… 私をなんだと思っているのですか
私は あなたが必ず助けてくださると信じていたからこそ 海に飛び込んだのよ
何がなんでも あなたの元へ帰りたかったから 不知火 烈を 愛しているからです
あなたと共にいられるのなら この先 何があろうと 望むところだわ」
「…そうだな それでこそ オレの君だ」
また1つ 苦難を乗り越え、さらに愛が深まった 彩葉と烈は、ついに―――!?
次回が とっっっても気になりますね!!!! 12月号の第25話を 早く読みたいです!!!!