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プレミアCheese!2月号の 薔薇色ノ約束 32話の感想です

薔薇色ノ約束 第32話 宮坂 香帆 先生 著

ネタバレありの感想です。ご注意ください!

結婚式を挙げてから 彩葉と烈は、毎日 ラブラブな夜を過ごしてきました。

ところが ある晩、なぜか 彩葉に触れようとしない 烈―――

原因は 風邪です。倒れてしまい、お医者様から 数日しっかり養生するよう 言われます。

なのに、仕事がある 大したことはない、なんて言い 休もうとしない 烈に対し、彩葉は…

彩葉

「駄目!」

「私の父も そう言って 無理をして風邪をこじらせ 亡くなりました…」

「だから お願い…っ 言うことを聞いて…」

「わかった…」

「会社は休む」

彩葉
「ほんと?」

「あぁ だから そんな顔をするな」

「ただ 治るまでは 部屋は別にしよう 君に移したくはない」

彩葉
「それ…別にする意味あります? 私がお世話するのに?」
「あるさ オレだって心配なんだ 君が――――――」
彩葉

「………………」

「わかりました あなたが早く治るよう しっかりお世話します!」

ちょっと 引っかかりつつも、部屋を別にすることに 納得し、妻として精一杯 烈を支えようとする 彩葉。

しかし、それほど辛いわけではない 烈は、何でも 自分でしてしまうのです……。

彩葉を 部屋から遠ざけて、その隙に 仕事をする 烈。

見つけた彩葉は 当然、烈のためを想い 叱り、やめさせました。

しかし 大人しくしてくれようになっても、やっぱり頼ってきてはくれないことが 切なくて―――

彩葉の口から ため息がもれます。

そんな彩葉に、烈のことを 子供の頃から知っている 正岡が、「ああ見えて 彩葉様には だいぶ甘えていらっしゃいますよ」と 言ってくれました。

彩葉

「そうなの?」

「だとしたら いいのだけれど…」

   ……

夜、熱が上がったせいで 烈は うなされてしまいます。

甲斐甲斐しくお世話をしてくれる 彩葉の優しさが、母と重なり………?

翌朝になると、起き上がれる程度に回復していた 烈の体調。

ずっと側にいてくれた 彩葉のおかげです。

彩葉
「はい」
「アイス?」
彩葉
「これなら食べられそうかと思って 昨夜 仰ってたから 作ってみたの」
「は…  オレが 言った?」
彩葉
「えぇ うなされてたときに―――」
「ハア まいったな…」
彩葉
「烈様?」

「…母が  昔 母が…」

「オレが熱を出して 食欲が無いときに よく作ってくれたんだ」

彩葉

「そうでしたか…」

「では 是非 ひと口どうぞ」

「あ」

「ごめんなさい 自分で食べれますよね」

「それとも 今は止めておきます? 片づけましょうか」

烈は 彩葉が持つスプーンに 口をつけ、アイスを食べました。

そして 穏やかに…… 少し寂しそうに 微笑み、「甘い…  懐かしいな」と 呟きます。

「もっと」
彩葉
「は はいっ」

甘えてきてくれる 烈を見て、とても嬉しそうに笑う 彩葉でした――――――♡

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