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Cheese!(チーズ)11月号の 黒崎秘書に褒められたい 3話の感想です

黒崎秘書に褒められたい 第3話 宮坂 香帆 先生 著

ネタバレありの感想です。ご注意ください!

「僕 彼女いないけど?」
「……え」

『…なんだ 彼女 いないんだ…』

『彼女…いない…けど?』

“けど”とは 一体どういうことなのか、ニコ と笑う意味は何なのか、さっぱり分からない 樹里。

『考え過ぎ? これ 返し間違うとマズイやつ?』

『どっち!?』

「あの…っ き…っ …き」

「奇遇ですね 私もいませんっっ」

「は?」
「え?」
『違った?』
「ええと…  なので…! 頑張りましょう」

樹里が そう言うと、黒崎さんは「なるほど…」とだけ呟いて 黙ってしまいます。

怒っているのかと 焦る樹里でしたが、少しすると くく…と笑い出し―――

「ハハッ  これは 手強いな」

もちろん、黒崎さんが なぜ そんなに笑うのか、樹里には 分かりません。

「そうだな  頑張らないとな オレも」
「―――でも いないなら 問題はないよな」
『え…?』

天然なのか? からかっているのか? ますます混乱してしまう 樹里です。

とはいえ、「キャパを超えて無茶するな」と言ってくれた 黒崎さんの言葉は、樹里の胸に しっかり届いています。

『でも黒崎さんて ちゃんと見てくれる人なんだよね…』

   ……

総務課の鈴木くんから 樹里に、電話が入りました。

内容は、引き継いだデータを ミスして消してしまったから 助けてほしい、というもの。

自分のスキルでは どうしようもない、〆も近いし このままじゃクビになってしまう、と泣きついてきたのです。

すると、もう違う部署だけど 後輩に頼られ、張り切る お人好しの樹里。

ただ楽をしたいだけの 無責任な鈴木くんに、いいように扱われてるだけだということに まったく気づかず……

『そろそろいいかな… 秘書業務外だからバレないようにしないと…』

後輩を助けるため、終業時刻を過ぎて 誰もいなくなったオフィスで、樹里は たった1人で 作業を開始しました。

1人で終わらせるのは 無茶なのに、それでも 樹里は、自分だけで 何とかしようとします。

「こうして見ると エグイ量だな…」

「でも せっかく後輩が頼ってくれたんだし ガンバロ」

鈴木くんが消してしまったデータを 必死に作り直す 樹里のもとへ、どこで知ったのか 缶コーヒーの差し入れを持ってきてくれた 黒崎さんが現れて――――――!?

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