別冊フレンド4月号の黒崎くんの言いなりになんてならない45話の感想です
黒崎くんの言いなりになんてならない 第45話 マキノ 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
別窓で記事がでます
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 12巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
留年回避で祝進級 の由宇!! …だけど、まさか 黒崎くんと別々のクラスになってしまうとはー!!
そういう可能性のこと まったく考えていませんでしたよ。
A組の 黒崎くん、芽衣子、タラコちゃん。B組の 由宇、白河くん、梶くん。
タラコちゃんと梶くんも 別々で……、ちょっと残念な結果の クラス替え発表ですね。
せっかく由宇が 黒崎くんを振り向かせようって決意したところだけど、
しかし こればかりは仕方ありません。
トボトボと歩く 由宇の様子を見ただけで、白河くんは 由宇と黒崎くんが離れてしまったこと、お見通し!
たしかに、あいかわらず するどいですー!! 由宇が分かりやすいだけ かもしれないですけど。
そして、由宇がネクタイを忘れてしまったことに気づいて サッと貸してあげる黒崎くんは、
やっぱり近頃 すっごく優しいなぁ、と感じます
周りからすると「…いじめ?!」に見えちゃう時もあるけど、ご 誤解ですから…!
白河くんの目には 黒崎くんが、過保護ぎみってくらい 由宇を大事にしてる、ように見えていますし
……なのに 本人は無自覚で、「ウロウロされたら面倒なだけだ」なんて言っちゃうところ、
黒崎くん びっくりするくらい鈍感ですね???
由宇の新しいクラスには、バレンタインで 黒崎くんに告白していた、あの美少女 ミナちゃんが!!
今も 黒崎くんのことを諦められずにいる、となると、由宇の強力なライバルになっていくのでしょうか!?
しかし、みんなの前で恋愛を頑張る と宣言できるミナちゃんって、なかなかの したたかな女の子では…?
本当、由宇が対抗して「黒崎くんと つきあってます! なので 手 出さないでください!!」と、
みんなの前で 堂々と宣言できたらいいのですけどね。
席が前後で 服装検査の2人組になるし、実は 同じ中学だったみたいだし、好きな人も同じだし、
由宇とミナちゃん、ちょっと縁があるなぁ って思いました。
ミナちゃんは 由宇の前でも、笑顔を絶やさないし すごく感じのいい子だけれど、
ネックレスを褒めてくれたのは、由宇が寮生だと知って 黒崎くんのことを聞きたかっただけ……?
「もちろん 由宇ちゃんに好き好きな人いるなら ミナ協力するわ ね?」
自分で なんとかしたいから、と断った由宇に、「由宇ちゃんって オトナだわ」と言ってくれていたけれど、
服装チェックで ネックレスのこと書いたのは、仕返しなのでは… なんて疑っちゃいます。
でも、実際 由宇のミスですから、そうだったとしても ミナちゃんが悪いことをした訳ではないし……。
ネクタイをしてなくても「白王子だから。」と許された 白河くんのように、
黒崎くんも 服装検査、大丈夫だったのでしょう! 正直 ずるい!
ところで、2年生 みんなが「学年イチの美少女が王子にアタック宣言」を知っているのなら、
きっと 黒崎くんの耳にも入っているはず。でも 興味なくてスルー、って感じなのだと思います。
だから、由宇が そんなに心配する必要はないと思うのだけどな…。
油断しちゃダメだよ!! と、タラコちゃんは 忠告してくれているのでしょうけど、
でも、清楚なふるまいとか いつも笑顔でとか ときには小悪魔とか、
無理して『愛され女子』を目指しても、疲れちゃうだけなのでは???
足ドンとか しちゃってる方が、由宇らしいですね!
―――とはいえ、清楚な感じを目指して ちょっと見た目を変えてみる、っていうのは、
何だか微笑ましくて 可愛らしいなぁ、なんて思いました
それで登校が遅れてしまっては 意味ないですが。
誰に対しても 優しくて、清楚で、頭も良くて、いつも笑顔で、ミナちゃんは たしかに魅力的な女の子。
まさしく 愛され女子!! という感じの 素敵な子だと思います。
でも、由宇には 由宇の魅力が、ちゃんと あるのになぁ。
両手に黒板消しを持って 黒崎くんに手を振る、可愛いじゃないですか!
しかし、梶くんのように 堂々応援できる訳ではないので、そこは残念だけど 仕方ないからこそ、
黒崎くんとタラコちゃんの 恋バナ 由宇にも聞かせてあげたい
「…クラス離れて どうとかは考えてなかったな」
それって、実際 離れてみたら、ちょっと寂しく感じている、ってことなのでは!?
一方、由宇の雰囲気が変わっていることに すぐ気づいてくれていた白河くん。
クラスのみんなのように ミナちゃんの恋を応援しないのは、別に不思議では ありませんけど、
それにしても……、ミナちゃんに対して あの冷たい態度……。
「名前呼びも やめてくれる? 僕 君のこと嫌いだから」「同族嫌悪ってやつかな」
つまり、ミナちゃんも 実は、白河くんのように 腹黒い一面が? …と言うと 白河くんに失礼ですが。
由宇は 愛され女子を目指して、「つねに笑顔」でいるように なっていますけれど、
黒崎くんの方も、何だか 変わっていましたね!? 本当は、用件は ネクタイの事ではなかったのでしょう!?
急に 由宇のネクタイを奪い、「おまえのでいい」なんて言って 出て行ったのは、動揺を 隠したかった?
「…赤羽は おとなしくしてる ―――なのに俺が何やってんだよ」
こんな風に1人で 困ったような顔をしている黒崎くん、初めて見た気がしました!!!!
びっくりするくらい鈍感で 無自覚な黒崎くんが、ついに自覚する日も 近いかも……
どうなっていくのか、次回も すっごく楽しみです
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