別冊フレンド5月号の 午前０時 、キスしに来てよ 44話の感想です
午前０時 、キスしに来てよ STORY.44 みきもと凛 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください！
『あの日から １０か月が過ぎて もうすぐ 卒業式』
『これまでの私といえば 留学へ向けて ひたすらピアノの練習、レッスンの日々で』
『そのあいまに ドイツの知識や 言葉も予習』
『それなりに慌ただしくしています』
一方 楓も、日奈々みたいに 新しいことにチャレンジしよう、と思い ハリウッド映画のオーディションを受け、見事 合格！！
そのため、４～５か月 日本を離れて、忙しい日々を過ごしていました。
『そんなわけで つい最近まで 遠キョリ恋愛状態で』
『先日 綾瀬さんは帰国したものの いまだに会えておらず―――…』
連絡は 毎日とっているけど、３週間後のドイツ出発までに 会える日はあるのか、不安を隠せない 日奈々。
すると、るんちゃんが「ななも あんま暇ないしなぁ ２人で ゆっくり会うのは難しいんじゃない？」「けど 夜中なら大丈夫っしょ 芸能人も時間あるだろーし」と言ってくれるのですが、the真面目 な日奈々は……
…
その後 日奈々の卒業式が終わったあと、久しぶりに会えた 日奈々と楓。しかし―――
「あ そういえば 次の休み まるっと一日 取れそうだよ」
「日奈々 ２５日に行くんだよね 茂ちゃんに頼んで なんとか空けてもらってさ」
「２０日か２１日 どうかな」
「……ごめんなさい 実は さっきのメール 出発日のことだったんですけど」
「早まって １８日になりました」
「ホームステイ先の家族のご厚意で 早めに準備してくれるそうで…」
「そもそも ３月に行くのが 少し遅いくらいなので ありがたいことでして…」
「だから 会えるのは 今日で最後になっちゃいます」
「……………」
「だって やっと２人きりになれると思ったのに」
「おいしいもの食べて まったり会話して 一日中 いちゃいちゃするつもりだったのに」
「あわよくば 日奈々を 朝まで抱…」
「……」 「今のはナシ」
「毎日 電話するから」
…
『本当は』
『私のほうが 子供みたいに駄々こねたいけど』
『自分が望んだ道だから 仕方ない』
『よね？』
…
夜、眠れない日奈々は 楓のことや、るんちゃんの「それでも 駆けていきたくなるときが あるんじゃん？」という言葉を 思い出します。
そして ベッドから飛び起き、楓にプレゼントしてもらった 新品の靴を履いて、楓の家へと 向かったのです。
すると 楓は、真っ直ぐに 日奈々を見つめ――――――
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