午前０時、キスしに来てよ 42話 | 12巻ネタバレにご注意ください

2020年1月11日

別冊フレンド2月号の午前０時、キスしに来てよ 42話の感想です

午前０時、キスしに来てよ　STORY.42　みきもと凛先生　著

ネタバレありの感想です。ご注意ください！

楓のマネージャーとして忙しい日々を送っている、茂ちゃん。

実は彼、「業界の宝」と言われる女優柊さんと、男女の関係になっていて―――

『ことの始まりはひと月前』

『もともと飲み仲間になっていた柊に　ある日突然酒を大量にすすめられた』

『泥酔での朝チュンパターンを迎えてしまい』

『謝罪しにいったのだがまた酒をすすめられ　そして同じパターンをくり返す負のスパイラル』

『柊はいったいどういうつもりなんだ？　 2度以上となると意図的としか思えんし今は酒すらナシだ』

『とはいえ　オレなんぞを「好き」なんてありえないがな』

『相手は楓の元カノだぞ　それこそイケメン選びたい放題だし』

『かたやオレは恋愛となると二股かけられてばかりの人生。』

『きっと異性と公に遊べないうっぷんでもたまってたんだろう　柊のマネージャー厳しいし…』

『秘密の恋愛を見守っちゃうようなオレは　柊にとって都合がいいんだろうな』

『オレはいつだって影の存在だ』

　　　……

柊さんの気持ちをまったく分かっていない茂ちゃんは、彼女には本命の彼氏がいる…と誤解し、「悪いが　こういうのは今日で終わりにしてくれ」と告げて柊さんとの関係を終わらせようとします。

しかしその後、楓のおかげで誤解は解けました。

茂ちゃんは柊さんの家へと向かい、「先に確認したいんだが　オマエはオレが好きなのか？」と尋ねます。すると柊さんは―――

「…うん　まえにセクハラから守ってくれたときから…　やけど…　急に告白したって女として見てへんやろから…　やから既成事実つくったれって…思うて…　ごめんなさい」

柊さんの告白に驚いて言葉を失う茂ちゃんだったけど、少しして「じゃあ次はオレの番だけど」と切り出し、真っ赤になりながら自分の気持ちを話してくれました。

「正直とまどってはいる　まだ芽生えたばかりだから　けど　うれしいに決まってるだろ！！　だってそもそも女優で「内田柊」が一番好きだし　しかもそーゆう小悪魔みたいなとこも嫌いじゃないっ　それに寝顔　あのあどけない顔は…　オレ以外の誰にも見せたくない…　 …オレと　一緒にいてくれるか？」

「茂雄さん　わたし今ドラマのヒロインみたいな気分やわ」

新たな素敵カップル誕生！！嬉しいですね！！よかったですね！！

茂ちゃんと一緒にいる時の柊さんは、とってもとっても可愛くて、そんな柊さんの一途な想いがちゃんと茂ちゃんに届いてくれて、本当に嬉しかったしホッとしました。

自分のことを影の存在だと思い込んでいたけど、柊さんと恋人になれて「主人公」になれた茂ちゃん、柊さんをたくさん幸せにしてあげてね！

そして、大切なことを教えてくれた楓に、茂ちゃんはますます頭が上がらなくなっちゃいましたね！？