別冊フレンド5月号の黒崎くんの言いなりになんてならない55話の感想です
黒崎くんの言いなりになんてならない 第55話 マキノ 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
別窓で記事がでます
・
・
・
ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 14巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
氷野くんに突き落とされる直前の 由宇の手を掴んでくれたのは、白河くんだったのですね。
下が芝生だったとはいえ あんなに高い所から……。
まさに 命がけで、由宇を守ってくれた 白河くん。カッコいいです!!
しかし――― 白河くんのおかげで、由宇の体に大きな怪我は ないように見えましたが…、
まさか 頭を打って、記憶喪失になってしまうとは……!!!!
由宇に「…あ あなた 誰… ですか」なんて言われてしまった 黒崎くんの、驚く顔が 切なすぎます。
記憶が 中学卒業前の状態になってしまった由宇、周りの環境も 自分の見た目も、
すべて変わってしまっているのは、とても 怖いことでしょうね。
一時的な場合もある、という お医者様の言葉を信じて、通常の生活に 戻りながら、
高校からの記憶が思い出されるのを 待つしかありませんし…。
だけど、黒崎くんのことを 何も覚えていないというのは、本当に 切ないです。
今の由宇にとって 黒崎くんは初対面の相手で、どうしても ビクビクしちゃってますね。
黒崎くんの優しさが、なかなか 由宇に伝わらない……。
それに 高校入学前の由宇は、人とコミュニケーションを取ること自体 慣れていないみたいですものね…。
春美寮に戻ってきた 由宇を、穏やかに出迎えてくれた 白河くんの優しさは、
今の由宇にも しっかり届いているなぁ、と感じました。さすがです!!
お祭りの日のこと、由宇を ちゃんと守りきれなかったことを、後悔してる様子の 白河くんには、
思わず キュンとしちゃいます~ 自分の顔の怪我より、由宇のことを 大事に想ってくれてる~
由宇にとっての 本当の王子様は黒崎くんだけだけど、残念ながら 何も覚えていないのですから、
今の由宇が、白河くんに ときめいてしまうのは、無理ないですね???
そして、黒崎くんが「彼氏」だということも、信じられないのは 仕方ないのかな……。
「やめなって 黒! いつもの由宇ちゃんとは 違うんだ 少しは対応 変えろよ」
「そんな必要 どこにある こいつは こいつだろ」
「僕は そうは思わない」
記憶を失って 怯えている由宇を、これ以上 混乱させないように努めてくれる白河くんは、もちろん 優しい。
しかし、いつも通りの態度で 由宇に接することも、それは黒崎くんなりの 優しさなのだと思います。
そうですよね、由宇は 由宇。たとえ 記憶が抜け落ちていても、そんな弱い子なはず ありません。
実際、黒崎くんと白河くんのケンカが 始まってしまいそうになったら、
勇気を出して 止めに入ってくれましたし…!
あとは、黒崎くんの優しさが ちゃんと今の由宇にも伝わってくれれば……!!
「言いたいことがあるなら 目 見て言えよ」
「………っ」「…彼氏 って あなた…みたいな人を 好きになんて なるわけないです」
いや そんなことない…ということ、黒崎くんは 本当は魅力あふれる人だということ、
記憶をなくした由宇に 分かってもらえるでしょうか?
そして、抑えきれなくなってきていた 白河くんの気持ちは、どうなるのでしょうか!?
それから それから、まだ入院しているという 氷野くんに、心境の変化はあったのか 気になります。
次回を 早く読みたくて仕方ないです!!!! 6月号 56話が、待ち遠しいです!!!!