別冊フレンド2月号の 黒崎くんの言いなりになんてならない 62話の感想です
黒崎くんの言いなりになんてならない 第62話 マキノ 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
夏休みが明けて 2学期が始まると、黒崎くんの兄 桜さんが、3か月間の臨時採用の先生として 春美高校に赴任してきました。
桜さんのことを嫌っている? 白河くんは、「アイツが先生なんて おかしいだろ 絶対なんか たくらんでる」と 警戒しています。
由宇も 桜さんのことを警戒しつつ、黒崎くんと キス以上の関係になることについて、まだ 覚悟できずにいて―――?
生徒指導室へと呼び出された 由宇は、担任の先生に「今のままだと マズいぞ 2学期 中間で 赤点1つでも とった生徒は 修学旅行 参加禁止だ」と言われてしまいました。
もし 赤点を取ったら、その期間は 勉強合宿になってしまうらしいのです。
とにかく英語が苦手な 由宇…。黒崎くんと一緒に 修学旅行を回りたいから、頑張ることを 決意します。
しかし その矢先、由宇の成績表を見た 桜さんが―――
「Hにかまけて 成績落としちゃったか」
「~~~してないです!」
「気ィ抜いてると 捨てられるぞー 晴 昔から冷淡なやつだし ベッドの外で話 合わないだろ」
「いっ…いーえ ご心配なく! 黒崎くん 優しいし 健全にラブラブ♡ っな毎日を過ごしてますので! キス以上は待ってくれてるので 黒父にも そうお伝えを…」
「…は? 親父!? よくわかんねーけど じゃあ まぁ 勉強 励めるように お手」
「!?」
「先生からの プレゼント」
「…!! ここっ…これって……」
「教材用の余りだけどな 修旅中っていいチャンスだぜ ラブホにでも行ってきな 晴が 可哀そうだろ 思春期のヤローの頭ん中なんて ソレばっかなのに」
避妊具を渡され 驚きの提案と忠告を受けた 由宇は、勉強に まったく集中できなくなってしまい……!?
ここなら集中できるのでは と意気込み、図書室で勉強を始めた 由宇。
すると、なぜか隣に 黒崎くんが座って―――
「俺も試験勉強だ」
「黒崎くんは 別に やる必要ないんじゃ…」
「あ? あるだろ 修学旅行 どうすんだ 一緒に過ごせる 学校行事 これだけだろ 自由行動班の話だって 来栖たちとは 詰めてんだよ お前は余裕ねぇけど」
「…2人きり じゃ なくても 楽しみにしてたり …する?」
「おまえは 違うのかよ」
「…えっ いや…! おっ…兄さんが」
「桜が なんだって?」
例の助言のことは伏せて 誤魔化しつつ、黒崎くんの気持ちを知って 『あたしも 修旅楽しみにしていいんだ』と 気持ちが高揚する 由宇でした。
ところが、図書室で 黒崎くんのスパルタ指導を受けた その日の学校帰り、
糖分補給のため 黒崎くんと一緒に コンビニに立ち寄った 由宇は、黒崎くんが「抱きあうって HAPPY!!」「感じあう LOVE」と表紙に書かれた 女性向け雑誌を 立ち読みしていたことに気づき――――――!?
桜さんから助言を受けて 由宇は頭を悩ませている…なんて、知る由もない 黒崎くんが、由宇に逃げられて しょんぼりしている姿、可愛くって キュンとします
しかも、「赤羽のこと 全部知りてぇ」と 自分の素直な気持ちを、白河くんに 打ち明けられるようになっていることに、思わず ジーンとしちゃいました!
由宇と一緒に回る修学旅行を 楽しみにしている、って 由宇にも ちゃんと伝えてくれてたし、ますます 雰囲気も何もかも 柔らかくなったなぁ、黒崎くん
そんな黒崎くんのことを いろいろ知る機会も多くなった 由宇は、これから どんどん、黒崎くんとの いろいろな「はじめて」を経験していくのでしょうね…!?
健全にラブラブ♡ な毎日を過ごしている 由宇と黒崎くんですが、本当に 修学旅行で キス以上の関係になっちゃうかも???