別冊フレンド4月号の黒崎くんの言いなりになんてならない54話の感想です 
黒崎くんの言いなりになんてならない 第54話 マキノ 先生 著
ネタバレありの感想です！ ご注意ください！ 
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ネタバレ大丈夫ですか？
単行本派の方、まだ発売されていない 14巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
『最初は 『黒に物怖じしない女のコ』 それだけの存在だった
けど いつの間にか 君から目が離せなくて 今は 親友の 一番裏切れない 黒の彼女だ』
白河くんの モノローグから始まった今回…、切ないですが キュンキュンしちゃいました。
由宇を見つめる 白河くんの瞳が、すごく熱を帯びていて ドキッとしますよね。
だけど こうやって、白河くんが 由宇と2人きりで過ごし、気持ちが 揺れていること、
全部 氷野くんの思惑どおりだと思うと、それは正直 悔しいなぁ、と思いました…。
由宇の帯が 緩んでしまったのも、氷野くんの指示で動いた者の仕業、ってことですものね。
まったく、なんてこと するのでしょうね……。
でも、密着してくる由宇に ドキドキする白河くんは、なんだか 可愛かったし、
お姫さま抱っこで 由宇を助けてくれる白河くんは、とっても カッコいい 
実は 怖いの苦手な白河くんが、必死で それを隠そうとするところも、白河くんの魅力だと思います。
何というか…、人間味を感じられて 嬉しくなります！ 
そして、由宇も そんな白河くんを、好きでいてくれてるのですよね。友達として―――
『…いつだって 僕のみっともないところを 君は笑って 受け止めてくれる
黒 はやく戻ってこいよ』
白河くんの気持ちが 止まらなくなってきているのは、ミナちゃんの影響も 大きいのでしょう。
そのミナちゃんは 黒崎くんへの想いを隠さず、本人にも 真っ直ぐ、ぶつかっています。
みっともないとしても 諦めないミナちゃん、勇気があって すごい女の子だと、改めて 感じました。
しかし、ミナちゃんの気持ちが 報われる日は、残念ながら 来ないだろうから……、切ないですね。
「待って 行くまえに ききたいの 黒崎くんの言いなりにならないから だから 赤羽さんが好きなの？」
ミナちゃんの問い掛けに、黒崎くんは 何と答えたのでしょうか！？ とても気になります！！ 
甘酒でも酔ってしまう 由宇に、黒崎くんとのことを 相談されてしまい、
思わず『カッコ悪い』ことを言ってしまう 白河くんの必死さには、
由宇への 真剣な気持ちを感じて、やっぱり 切ないけどキュンキュン、です…！
「…今の状態 壊れたらって思うと きけなくって
でも あいまいだと不安で… やっぱり 向き合わないといけないよね」
「今のままが 心地いいなら 無理に関係ハッキリさせる必要ないよ」
酔っていなかったら 由宇も、白河くんの様子が いつもと違うこと、気づいていたのかな。
まだ ゆっくり時間をかけたほうがいい、というアドバイスに 由宇が納得したこと、
ホッ…としちゃうような 白河くんの必死さを知ったら、由宇も ときめいちゃうと思うんだけどな。
『由宇ちゃん ごめん』「…僕がまだ ケリつけたくないだけなんだ」
『もう一度 自分の気持ちを 伝えたい 今度は逃げずに 答えをききたい』
由宇と白河くんを 2人きりに「してあげた」と言う氷野くん、
黒崎くんと白河くんを 仲違いさせることが、目的なのですね。
だけど そのような小細工は、黒崎くんにも 白河くんにも、通用しません。
「君のことは調べたよ 母親はいなくて 父親は地元の名士 年の離れた優秀な兄
状況だけなら黒みたいだ」「おまえが孤立してた理由は似てないけど」
「「教室のすみで いつも いるかいないか わからないやつだった」って？」
体が弱いらしい 氷野くんは、そのことが影響して 留年してしまったのかもしれないですね。
事情は まだ分かりませんけれど、黒崎くんに固執する 根本的な理由は、
自分自身に対する コンプレックスなんだろうな……、と思いました。
友達や由宇に ひどいことを言うのも、自分の心を守るため 必死、に見えます。
そんな氷野くんに言い返した 由宇の言葉は、氷野くんの心に 届いたでしょうか？
少なくとも、ちょうど由宇を見つけてくれた 黒崎くんの心には、しっかり 届いたはずですよね。
「あたしが 黒崎くんのそばにいるのは 好きだから
白河くんや 梶くんも そう思ってるし 他にも たくさんっ…
黒崎くんは 一人が似合う人なんかじゃ 全然ない」
由宇の迫力に押され、黒崎くんも来てしまい、焦った氷野くんは わざと由宇を突き飛ばしたの！？
でも、氷野くんも バランスを崩しているように見える気が…？？？
由宇は無事なのか、この後 一体どうなるのか、55話が 気になり過ぎます……！！ 
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