ベツコミ3月号の クイーンズ・クオリティ 54話の感想です
クイーンズ・クオリティ 第54話 最富 キョウスケ 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
玖太郎に すべてを捧げ、文は 自ら望んで「贄」となります。
文のおかげで、玖太郎は 蛇の精神攻撃に打ち勝つことができました。
そして 玖太郎は、蛇に言うのです。おまえを知りたい、と……
「あの時――― 文に殺されそうになったとき 泣いて拒んだな 「まだ消えたくない 思い出したい願がある」 」
「 「本当の自分」を取り戻すことに 執着してる ただしい自分で ありたいと願ってる」
「だったら同じだ おまえを俺は だからもっと」
「わかり合おう」
「俺にもおまえを 喰わせてくれ 俺たちのままで いるために」
「そして おまえにも 女王の加護を」
……
玖太郎は 玖太郎のまま、無事に 目を覚ましました。
文を「贄」にしてしまったこと…、気にして 謝る 玖太郎ですが、文は 謝ってほしくなど ありません。
「いいんです 私が望みました 玖太郎さま独りで 戦ってほしくなかったし」
「私を頼ってくださって 嬉しかった」
喰われた蛇を 喰い返した 玖太郎。玖太郎に 自分を喰えと言った 文。
おそらく 2人は、無意識に導かれています。これまで培ってきた さまざまな 何かに―――
玖太郎も 「贄」になった文も、体調に異変は ありません。
逆に 心配になりつつ、いちゃコラいちゃコラしていた 2人。
すると その時、慌てた様子で 藍丸が部屋にやって来ました。
「深夜にすまないが 一大事だ 本部の桐谷先輩から 密報を受けた」
「碧唯さまの指示にて不穏な動きあり 最大限 警戒せよとの事」
「早急に 厳戒態勢をとる 貴殿らも 支度を頼む」
……
支度をして 玄関に集まる 藍丸たち。しかし そこに、樹の姿がありません。
いくら呼んでも 宿舎の部屋から 出てこないらしく…?
怒った藍丸が 玄関のドアを開けると、なぜか そこは、巨大な図書館の中でした。
文、玖太郎、藍丸、藍丸の仲間たちは、ただ玄関を開けただけなのに「誰かの心間」に来てしまったのです。
「…ウチガワだ 強制的に入らされたということだろう」
「信じられんが これが 碧唯さまの 「蛇の力」だとするならば―――」
すると その時、文の背後に 仮面をつけた樹が現れ、文を攫って 消えてしまいます。
さらには、碧唯の蛇に魂を座れ「贄」にされた 青龍の人達が、藍丸隊に 襲いかかってきました。
藍丸は 玖太郎に、「なんとか しばらく時間を稼ぐ 今のうちに行け」と言います。
樹のことを頼まれ 碧唯のことも託された 玖太郎。囚われの文の元へと急ぎ――――――!?
玖太郎が ちゃんと玖太郎のまま、戻ってきてくれて ホッとしたのも束の間、あっという間に 碧唯との戦いが始まってしまいましたね…!!
碧唯の「ささやかな願」のために 魂を奪われそうになってる 文を、玖太郎は 無事に救い出すことができるでしょうか?
……もちろん 大丈夫ですよね。玖太郎は 絶対に、間に合うはずですよね。しかし、分かってはいるけど ハラハラ!!!!
次回 どのような展開になるのか、ものすごく 気になります。4月号の第55話を 早く読みたくて仕方ありません。
ちなみに、心間で戦う 東雲藍丸隊、カッコよすぎて 惚れましたー!!!!