Cheese!(チーズ)11月号の ねぇ先生、知らないの? 13話の感想です
ねぇ先生、知らないの? 第13回 浅野 あや 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
ネームに時間がかかってしまったため、締め切り 直前、3日も完徹の とんでもない修羅場を迎える 華。
それでも もちろん、手は抜きません。
『ちゃんと描ききってみせる…!』
『せっかく納得いくネームができたんだから 作画だって 妥協したくない…!!』
華の頑張りと アシスタントさん達のおかげもあって、なんとか いい原稿を仕上げることができました。
修羅場を終え、華は 桐谷さんに告白されたことを 思い出します。
桐谷さんは あの日、「あなたのことが 好きだからです」「じゃあ 原稿がんばってくださいね」とだけ言って、そのまま去っていってしまいました。
『…あれ? あれは 告白か…?』
『告って あんなアッサリ帰ったりする!?』
『好きってのは 人間としてとか そういうこと!?』
『恋愛初心者すぎて わからん…!!』
原稿終わったんだけど 少し会いに行ってもいい? と、理一くんへ LINEを送った 華。
すると、閉店後のお店で コンテストの練習中だった 理一くんは、華の家まで すぐに駆けつけてきてくれました!
「こんなLINEもらったら 会いに来ちゃうよ」
「俺もずっと 会いたかったんだから」
久しぶりのイチャイチャ時間を楽しむ ふたり。…だったけど、疲れている華は 寝てしまいます。
「…なんて」
「髪乾かしてこよっと」
少し恥ずかしそうな 真剣な表情で、眠る華に語りかけた 理一くん。
実は起きていた 華は、理一くんの言葉を 聞いていました。
『…今の…』
『聞いてよかったのかな… 理一くん 独り言だよね…?』
ドキドキが止まらず、1人 にやけてしまう 華です!!
しかし 翌朝、昨日の理一くんの独り言は『いい夢』だと思っていました……。
打ち合わせのため 桐谷さんと会う予定の華を、可愛く綺麗に ヘアメイクしてくれる 理一くん。
……
いつもとは違う格好で 出版社にやって来た 華を見て、桐谷さんは 見とれています。
そうとは知らず、「美容師の彼ですか?」と聞かれると ノロケ顔になる 華。
「それにしても 桐谷さん いつにも増して 鬼のようでした…(笑)」
「LINEでも 怒ってる桐谷さんの顔 浮かびましたもん」
「私のせいなんですけど(笑)」
「あ―――… すみません」
「好きな人にする態度じゃなかったですね」
真っ直ぐな瞳で 告白され、ドキ としてしまった 華は――――――
『―――ねぇ先生 知らないの?』
『華のことが大好きで 周りに 俺の彼女だって 自慢したいけど』
『華の魅力に 俺以外 気づいてほしくないって気持ちもあるんだよ』