港区JK 6話の感想です
港区JK 第6話 しばの 結花 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
別窓で記事がでます
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 2巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
ミヤにキスをした マッキーは、すぐに「はっ」と 我に返り、保健室を飛び出します。
すると、保健室の廊下で 後藤さんと鉢合わせ。
「……… 後藤さん… 見た? ………見たね…?
どうしよう!! 何やってんだ ボクは…」
真っ赤な顔で うずくまってしまうマッキーを、後藤さんは 見ていることしかできません。
すると 保健室の先生が来たため、後藤さんとマッキーは 教室に戻りました。
マッキーに キスされたことも、マッキーが 心配して保健室に来てくれたことさえも、
寝ていたミヤは 知りません。目覚めたら、後藤さんから 何軒も通知が届いています。
『具合どうですか? 急に倒れたので びっくりしました
それから、私の手紙 宮下さんがクラスの人達から 取り返してくれたんですね。どうもありがとう。
気づいてるかもしれませんが あの手紙 本当は鈴木くんに渡すつもりでした。
でも、宮下さんと鈴木くんの関係を ジャマするつもりはありません。
2人とも私の恩人なので どうか幸せになってください。』
なんで そーなる!! と思ったミヤは、後藤さんに『アホか!!』と 返信をしました。
そして、もーイヤだ 何も考えたくない、なんて気持ちに なってしまうけれど、
それでも 港区JKとして、女磨きをサボったりはしない ミヤです。
しかし、そんなミヤに 試練が…!! 来週テストがあるのに、すっかり忘れていました。
ボッチ時代は ヒマで勉強ばかりしていたので、好成績だっただけであって、そうではなくなった 今は……。
『あたしバカになってる!!』『成績落ちたら あたしの株も暴落じゃない? どうしよ… 何とかせねば…』
マッキーを見かけた ミヤは、マッキーに 勉強を教えてもらおう、と考えます。
ところが、その時 マッキーは、後藤さんに「ちょっといい?」と 声をかけていたところだったのです。
後藤さんとマッキーが、2人並んで歩く 後ろ姿を見ながら、ミヤは―――
『ジャマなのは あたしのほうじゃん』
図書室で勉強をしている ミヤ。でも、全然わからなくて 進みません…。
すると、急に現れた 輝先輩が「教えてあげよっか」と言いました。
周りに迷惑をかけないように、輝先輩は ミヤの耳元で喋ります。
『―――ムカつく こんな距離で 動揺するなって無理 輝先輩は ズルイ』
そして、勉強を終えて 帰り道、輝先輩は ミヤに問いかけました。
「昨日 学校で倒れたんでしょ すげーウワサになってたよ オレのせい?
オレが あんなこと言ったから?」
「……… …先輩 昨日の あたしのこと… 輝先輩が知ってて
マッキーが知らないって ありえると思いますか?」
保健室での出来事を まったく知らないミヤは、マッキーから 何の連絡もないこと、
今日だって 何も言ってきてくれないことに対して、不安を感じているのです……。
大雨に降られてしまったため、ミヤは 輝先輩を自宅へ招きました。
ミヤの部屋に通された 輝先輩は、中学の卒アルを発見し、写真を見て ミヤの過去を知ります。
輝先輩から取り上げた卒アルを 震えながら抱きしめて、酷く動揺する ミヤ…。
「…笑えば 底辺だったこと みんなに隠して
チヤホヤされて いい気になってるダサイ女って 思ってんでしょ
本当のあたし見て サギだって思ってんでしょ」
バラされて 明日からまた底辺に逆戻りしてしまう、などと考えてしまうミヤですが、輝先輩は―――
「なんで? いま目の前にいるミヤちゃんも 本物でしょ?
なるほどねー 男慣れしてねーな とは思ってたんだよねー 納得したわ」
「……… なんで…」『なんで バカにしないの』
「―――がんばって かわいくなったなら それでいーじゃん
努力もしないで腐ってる奴より オレは好きだけど」
そして、ミヤが 泣きながら「…みんなには言わないで」とお願いすると、輝先輩は 条件を出しました。
「……… …じゃあ ミヤちゃんのクリスマス 1日オレに ちょーだい」
輝先輩が、ミヤの過去を知っても 悪く言わないでくれたのは、正直 意外ですね…!!
今まで知らなかった 輝先輩の優しい一面を知って、輝先輩の株が ミヤの中で爆上がりなのでは!?
クリスマスを 2人は一体どう過ごすのか、第7話が 気になります