Betsucomi 10月号のクイーンズ・クオリティ27話の感想です
クイーンズ・クオリティ 第27話 最富 キョウスケ 先生 著
ネタバレありの感想です! ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 6巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
いきなり―――!? 鉱一のキレ癖が いきなり出ていて、驚いちゃいましたよ…!
でも、たしかに秋山さんは キレられて当然かも……とも思ってしまいます~。
玖ちゃんを縛ったのは 挨拶代わり? そんな挨拶 聞いたことありませんが!?
秋山さんは 本当に癖が強い人です…。びっくりするくらい 目つき悪いですし…。
とはいえ、即断で 文と玖太郎の修行を許可してくれて、とても助かりましたね。
聖地に入ることが どれほど危険なことか……、すごく怖くなる気持ちも あるけれど、
とにかく 旧白虎の許可が下りなくては、話は 始まらなかった訳ですから。
そして 修行する気満々の文が「修行がんばったら 私の生い立ちのこと なにか教えてもらえませんか」と、
真剣に、ムキになってしまうほど、秋山さんに詰め寄るのは 仕方ないと思いました。
ようやく 自身の記憶を知ることができる、そのチャンスが目の前に あるのですものね。
なのに この時、秋山さんは、自分は知らない と文に嘘をついた―――
本当は見込みが ついているのに、本人に 言わなかったのは、まだ確信があるわけでは ないから?
もっと 大きな理由がありそうでしょうか…。
「おそらく彼女の母上は 40年前の抗争時 逃げ遅れて行方不明となった
白虎本家筋の一つ「西嶽」のご息女 楓さま
つまり彼女は 文さまは おそらく タカヤ様の 生き別れた姉上の娘です」
この事実を、タカヤにも まだ伏せておきたい……という事情???
いえ…、タカヤは 知っていそうな感じがしますよね。
玖太郎から 自分の気持ちを文に打ち明けたい、と 打診されても、
問題の すり替えをして止めたタカヤは、申し訳なく思いながらも 何を隠しているのでしょうか……。
そして 実は、鉱一よりも ずっとずっと怒りの感情を、先代は抱えて 話を聞いていたのですね…。
怒り 悲しみ 後悔、そして これから起こることの恐れ―――
旧白虎が登場したことで、これまで あまり見えなかった先代の感情が、たくさん見えてきた気がします。
早速 翌日から修行へと向かうことになりましたが、本当は 不安で心配な気持ちがあるから、
先代は 大事なボタンを髪飾りの紐にして、文に贈ったのかなぁ……なんて気がしました。
「どこへ行っても 私たちはあなたを大切に思うわ 忘れないでね」
禍を退け 守ってもらえるように、大切に思っていることを 忘れないでいてもらうために、
文に髪飾りをつける 先代からは、とても優しい ぬくもりを感じますね。
やっぱり まだ文に気持ちを伝えることは叶わなくて、落ち込む玖太郎の姿は 切なかったです…。
タカヤは「完全に問題のすり替えだろ あんなの」と 玖太郎に謝っていたけれど、
玖太郎としては、タカヤの言葉を否定しきれないところが あったみたいでしたね。
滑稽な嘘でも、卑怯と言われたとしても、文への想いを 少しでも吐き出そうとして、
文を傷つけずに 文に触れたいと思う、玖太郎の心―――
『もう中に留めていられないんだ ほんの少しでいいから
おねがいだ どんな地獄へも行くから きみと一緒にいられるなら』
あまりに切なくて、もどかしくて、胸が痛くなってしまいます……。
いよいよ修行に向かう時が来ましたが、緊張して気を張りすぎるよりも、
ワクワクできた方が いいですよね!! 文ちゃん 頼もしい!!
着くまでは電車の中で 2人っきりの旅行気分
…は すぐに終了してしまって少し残念だけど、アタルも一緒とは 嬉しくなりました
文としては 色々キレたい気持ちになるのも、よく分かりますが。
かなりの違和感がある 3人組? 文、玖太郎、アタル の珍道中。天むすの恨みは 晴れるのでしょうか!?
聖地に辿り着く その前にも、何かが起こるのか どうなっていくのか、とっても気になりますね!