Betsucomi 12月号のクイーンズ・クオリティ29話の感想です
クイーンズ・クオリティ 第29話 最富 キョウスケ 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 6巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
頑張れ 玄武男子!! と 燃える展開ですが、虫に怯えるアタルの叫びで 拍子抜けしちゃいました。
いや 本当に、元ムシ遣いが 何を言ってるのでしょうね。
文を乗せたボートを見失うことなく 辿り着いたのはいいけれど、
アタルとしては 最悪の場所に来てしまった感じかな?
実は倫理観ちゃんとしてる アタル! 玖太郎の迷いのなさの方が、たしかに ビックリしますよね。
「つまり そういう事だろ 道を求めるなら 神罰も恐れぬ覚悟で進めと」
古い神社で見つけた 隠し通路、この先に白虎の里がある と、文がいる と、
玖太郎にとっては 希望の道だけど、やっぱり アタルにとっては……。
これは 正直、普通にアタルの気持ち 分かります!! 暗くて狭くて 怖い!!
でも 行くしかなくて、ブチ切れながら玖太郎に手を繋いでもらい お礼を言うアタル。可愛いですね。
白虎の隠れ里で、夢を見て 泣いていた文ですが、ただ辛いだけの夢ではなくて、
「先生」という人の愛情を感じる 優しい夢、だったのでしょうか。
文が 不安に襲われずに済んだのは、目覚めたらタカヤがいてくれたから ってこともあるでしょうね。
まぁ、無事と分かったら すぐに文を置いてけぼりにしてしまう、優しくない タカヤでしたが。
白虎の当主に会うことも タカヤの重要な目的のようだけど、少し問題が発生していたりするのかな…。
修行の一環とはいえ 玖太郎たちと離れて心細いはずなのに、『しっかりしよう』と落ち着けたり、
髪飾りを返してもらえなくて心が乱れても グッと堪えて堂々としている文は、すごくカッコいいです。
突然 文を攫った小町さんでしたが、彼女からも 文への愛情が溢れていて、とても安心しました。
この場所で 文が流す涙は、辛く悲しい涙ではなく 優しくて温かい涙だなぁ…、なんて思います。
一方で、玄武男子チームも それなりに仲良くやっていて微笑ましい、とも言えなくはない、かな???
虫に怯えるアタルが 本当に面白いです!!!!
玖太郎とアタルの前に現れた 白虎の女性は、アタルの言うとおり 悪い人ではないはず。
口調は 荒いけれど、文の髪飾りを 丁寧に扱ってくれていた事から、たしかに 彼女の本質が表れていますし、
文が 玄武で大事にされていると知って、すっごく嬉しそうな顔をしていましたよね!?
悪い人のはずがない!! ……けど、色々と誤解を生みやすい人です。言い方のせいで。
玖太郎とアタルが聞いた 文の声、やっぱり罠なのでしょうか。
そして、あの お香のせいで、玖太郎とアタルは 術にかかっている?
文を追いかける 2人だけど、簡単に再会は させてくれない予感…。
それとも、再会してから 何かが起こるのかもしれませんね。
文に会いたい と強く思う玖太郎の様子は、明らかに おかしかったですし。
アタルも「聖地ってので 姉ちゃ…」と、何やら隠していたことを こぼしそうになっていたみたいだし、
本音を隠せなくなってしまう術、ってことかな……。
文と玖太郎たちが再会できたら もちろん嬉しいけれど、不安もあります。
続きが気になって仕方ないです!! 次回が待ち遠しいです!! 引き続き、頑張れ 玄武男子!!