ベツコ11月号の クイーンズ・クオリティ 50話の感想です
クイーンズ・クオリティ 第50話 最富 キョウスケ 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
別窓で記事がでます
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 11巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
藍丸の手引きで 青龍本部へと突入した、文と玖太郎。作戦を開始しました。
作戦の目標は、東雲碧唯に「蛇」が憑いているのかどうか その是非を確かめる、その1点です。
しかし、玖太郎の中の蛇と 東雲碧唯の蛇が対面した時、果たして どうなるのか…、予測はできません。
突入作戦の内容は なんと、正面入り口から 正々堂々と入る、でした。
「こんばんは 失礼します 本部の皆様 お疲れさまです 第6門担当 東雲藍丸小隊 お邪魔いたします」
文と玖太郎は「新人」という設定。仮面をつけていれば 顔はバレません。
藍丸の話術や 仲間の援護により、誰にも不審がられることなく ビル内へ侵入し、上を目指し、
そうして ついに、最上階の役員室へと 辿り着きます。
東雲碧唯は、突然やってきた藍丸を 笑顔で迎え入れました。文と玖太郎のことを 気にする様子はありません。
この人に 蛇なんか憑いているの? と、文は 疑問に感じているけれど、玖太郎は 確信しています。
「離れろ文 おまえには わからないか この部屋に入って
この人を見た瞬間から 俺の中のやつが ずっと暴れてる」
『早くしろ 玖太郎』『そいつが 蛇だ』『早くしろ オレを出せ おまえらじゃ戦えない』『来るぞ早く』
「わかった ―――出てこい!」
玖太郎の体を自由に使えるようになった 蛇が、東雲碧唯と 対面しました。
何をするか分からない蛇に、文は「玖太郎さまの身体を乱暴に扱わないで」と言うのですが……
「はっ 眠てえこと言ってんな 食うか食われるかの話だぜ あっちもオレを食うために オレを呼んだ
あいつまだ正体 出してこねえ 部下のやつに見られんのが嫌なのか なんでかは知らねえが 迷ってんなら
チャンスだ」
玖太郎の体で 東雲碧唯に攻撃を仕掛けた、蛇。ところが、あっさりと 負けてしまいます…!!
「…哀れな子だ 全て忘れてしまったんだね
でもきっと きみのほうが幸せだった このまま休むといいよ ちゃんと
食べてあげるから 僕の一部になるといい ここにいる きみの仲間と一緒に」
文と 藍丸も、東雲碧唯は「蛇」だと はっきり分かりました。
一方、東雲碧唯も また、立ち向かってきた文が「女王」だと 気がついたようです。
緊張が走る 役員室――― ところが、秘書が入ってきた途端 東雲は笑顔に戻ります。
そのタイミングで、何とか逃げ出すことができた 藍丸、文、玖太郎。
車の中で 藍丸は、危険な作戦に参加してくれた 文と玖太郎に、感謝を伝えました。
「有意義な作戦だった 色々なことが明らかになった …まずひとつ
やはり 碧唯さまには蛇がついていた 俺もこの目で確認した 堀北の蛇がいなければ わからない事だった
…それから ………… …た 助けてもらっといて 言いにくいんだが あのな堀北 なんかその
おまえに ついてる蛇 たぶん めっちゃくちゃ弱いわ」
東雲碧唯は「蛇」だと 分かったのですから、青龍本部への突入作戦 目標達成、ですね!?
この日の藍丸の部隊は 本当に、本っ当に 有能でしたねー!! もうポンコツとは言わせない!!
藍丸が、文を制止しつつ 玖太郎を背負って、逃げる判断をしたから みんな無事に脱出できた訳ですし。
こんなにも藍丸は 頼れる男だったのか! と感心しちゃいました
しかし、藍丸の有能さを 知ることができた喜びを、すべて かき消す展開……。
まさか 玖太郎の中の蛇が「めっちゃくちゃ弱い」なんて!!!!
あんなに『オレを出せ』って しつこく言ってたくせに!!??
でも、めっちゃくちゃ弱いのに 大口を叩いて、あっさり負ける その頼りなさ、何だか 可愛いです。
不安になるけど クスッと笑ってしまう、そんな終わり方だった 今回。続きが とても気になりますね。
12月号の第51話を 早く読みたいです!! 待ち遠しいです!!