ベツコミ9月号の クイーンズ・クオリティ 59話の感想です
クイーンズ・クオリティ 第59話 最富 キョウスケ 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
青龍の蛇を喰らうことに成功した、玖太郎と 玄武の蛇。
はじめての蛇喰い(ともぐい)を経験した 玄武の蛇は、まだ見た目に変化はないものの 強い違和感を覚え、弱っています。
「…くそ あんま気分いいもんじゃねえわ 面倒くせえな」
「他人事みたいに見てるけどな 玖太郎 あとで おまえにも影響 出るぞ絶対 覚悟しとけよ」
「…って 聞けよコラ おいコルぁ」
「…ごめん ちょっと 今むこうで動きがあった」
「…来たらしい」
「今回の件を仕掛けた 黒幕のやつが」
「…そうだな」
「…いま文が対応してる 予定どおりだ 問題ない」
「文は必ず うまくやる」
「…それから もうひとつ 予想どおり」
「どうやら 黒幕は 「朱雀」で確定だ」
…
碧唯の秘書として紛れ込んでいた 朱雀門のセイラが、文たちに 襲いかかってきました。
しかし、以前 対峙した「銀のうみへび」「柳」が 朱雀門に属していることを、すでに見抜いていた文や鉱一は 落ちついています。
セイラも 蛇持ちですが、蛇を殺せる武器「ミヅチ切」がある文の 敵ではありません。
―――ところが、セイラの仲間が2人 援護に来てしまったため、仕留められず……
「さすがは「蛇殺しの蝙蝠」に育てられた 「呪いの娘」 よくぞ ここまで…」
「…我々は敵を軽んじるような愚は犯しません 時間も無駄にしたくない」
「この度は我々の惨敗です あと うちのバカ女が失礼しました」
「尻尾を巻いて退散することを お許しください」
「青龍の皆さま 玄武の皆さま お見事でした」
「そして呪いの… いえ 玄武の女王 どうか」
「逑の方に お伝えください あなたに封印されし 蛇の目覚め 朱雀一同 心よりお祝い申し上げます と」
「それでは また 近いうちに 必ず」
……
なんとか 朱雀との戦いも切り抜け、還ってくることができた 文たち。
ほんの ほんの一時だったけど、文と玖太郎は 無事に再会できたことを喜び合い、イチャイチャできました!
タカヤから、碧唯が一命をとりとめたことや 幹部の人たちも回復中だと聞いて、ひとまず安堵する 文と玖太郎。
しかし その矢先、突如 玖太郎に異変が――――――