ベツコミ4月号の クイーンズ・クオリティ 65話の感想です
クイーンズ・クオリティ 第65話 最富 キョウスケ 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
玖太郎に さいごまで ついていくことを決め、玖太郎の贄になった アタル。
朱雀のせいで 瀕死の状態だったけれど、見事 完全に復活します。
「…つーか やべーな 蛇とかって」
「気味悪いし 俺はめっちゃ疑ってたけど こーいうこと されるとな」
「心酔するしかねーかって…」
「いや」
「心酔はいらない 疑ってくれ これからも 蛇のことも 俺のことも」
「俺の願も 疑ってくれ そのほうがいいんだ」
「なんでもない 寝とけ とりあえず」
「目的は達した ここからが肝心だ」
あらかじめ 最大の難所は撤退 と捉え、この局面に備えて しっかりと力を残していたため、玄武と青龍一同は 無事、作戦を完了し 還ることができました。
しかし 朱雀に乗り込んだことで、朱雀の門の内情について いっそう謎が深まります。
果たして 一体、「K」と呼ばれる 仮面の女の正体とは……!? 朱雀の 長年の願とは、柳の目的とは―――!?
セイラの対処を任された 文は、セイラを追い詰め 情報を引き出そうとするのですが、キレたり 泣いたり、要領を得ません。
「うるせえな こいつ」
「もう いいんじゃねえの 用済みだろ」
「は?」
「喰わねえよ おまえ喰っても蛇 入ってねえし」
「蛇でも 依代でもない ただの贄だぞ こいつ」
「ち 違うもん ただの贄じゃないし 生きてるし 銀ちゃんとも 仲いいし」
「ほとんど依代の力 同じだって 言ってたもん」
「もうすぐ本物になるんだから」
「イノウエも ツバサも ぶっころして 私が喰ってやるんだから」
「私が朱雀の さいごの一人になる」
「そんで 私がつぎの依代になって」
「願 を」
蛇が セイラを排除しました。そして、文に言います――――――
「もう いいだろ こんなのに構うより」
「文おまえ 早く還れよ」
「悪いけど けっこう喰ったぞ」
「どこまで持つんだろうな おそらく おまえ次第だ」
「文」
……
「大丈夫ですよ 玖太郎さま もっと」
「ちゃんと たべてください」
「大丈夫ですよ 守りますからね」
『守りますから』
『もしも壊れて 消えるとしても いっしょに いきますから』