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デザート12月号の ゆびさきと恋々 13話の感想です

ゆびさきと恋々 sign.13 森下 suu 先生 著

ネタバレありの感想です。ご注意ください!

逸臣さんの親友 心くんの家を訪れた、雪と逸臣さん。

雪は 逸臣さんの彼女として、改めて 正式に紹介されます。

京弥さんのお店で 会ったことがあるけれど、その時 酔っ払っていた 心くんは、雪のことを 覚えていませんでした。

最初は あまり歓迎されている感じではなく、雪の聴覚障がいを知ると 多少の戸惑いを見せていた 心くんですが……

雪と逸臣さんの 仲むつまじく幸せそうな様子を 目にして、2人が しっかりと好き合っていることを知ると、「よかったじゃん 逸くん」と言ってくれます。

「エマには 俺から話しとく…  逸くんからだと ショックでかいと思うから」
「分かった」

「どうやったら  傷つけずに言えんのかな」

「俺はエマの事 高校の時から ずっと 逸くんを好きな状態しか知らないけど」

「そういう状態じゃなくなってくれんのかな」

「… 心は どうすんの?」

「…俺とエマは 友達が長すぎた」

「今更 俺が言ったところで  何も変わんねーんじゃん?」

「ずっと 待ってんだよ 俺は  何年も」

「これからも それは変わんない」

『多分…  大事な話をしてる…』
『目線を 2人の口元へ向けないようにした』

話を終えて 雪と逸臣さんが帰るときには、「2人 大変かもしんないけど まあ 頑張ってな」と応援してくれる 優しい心くんでした―――

翌日、心くんは 京弥さんに電話をして、雪と会ったことを伝えます。

「…昨日 逸くんが 彼女連れてきた」
「えっ そうなんだ  帰国早々 自慢しに行ったか」
「―――… そうみたいだね」
「え まじか ハハ」
「何 あの逸くん あんな顔できんだ  おもしれ」

「京くん 俺」

「エマの事 頑張ってみても いいかな」

「まじか ついにか」
「…うん 俺 どこかで逸くんは 本当はエマが好きなのかと思ってた」
「え まじでそれは無いと思うよ」
「―――…」
「俺はどこかでエマちゃんは 心を待ってると思うけどな」
「…… まじでそれは無いと思うよ」
「そうかなー どうかなー」

京弥さんとの電話が終わると すぐ、心くんは エマさんにメッセージを送りました。

エマ 次の仕事 休みいつ?

ちょっと話ある

……

大学で 雪とりんちゃんが 仲良く話している姿を見つけて、声をかけた 逸臣さん。

また4人で出かけたいね、なんて会話になります。

その時、逸臣さんが だいぶ手話を使えるようになっていることを知った りんちゃんから、「すごいな 逸臣さん 私も手話 少し覚えようかな」という言葉が。

「じゃあ ちょうどいいじゃん」
「?」
「何が?」
「京弥誘って 日帰りで どっか行こうや  手話合宿」

合宿!? 楽しそう!! と、逸臣さんの提案に 目を輝かせる 雪とりんちゃんです――――――

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