Betsucomi 4月号のクイーンズ・クオリティ33話の感想です
クイーンズ・クオリティ 第33話 最富 キョウスケ 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
単行本派の方、まだ発売されていない 7巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
文のおかげで、傷は治り すっかり良くなった玖太郎。たしかに いつもの玖太郎の笑顔ですね!!
玖太郎の傷を 文が治すシーンにドキドキし、ホッと安心している文の表情に キュンとしちゃいました
戎具の方は まだ心配は残るけれど……、文の言うように あの玉が大きな意味を持つことは、
まず 間違いないでしょうし、一体どのような意味を持っているのか 気になりますね。
文も玖太郎も キリッとした顔で「蝙蝠」のところへ向かう準備を整えていて、とっても 頼もしいですし、
2人とも 白猫さんの言葉から、蝙蝠の正体を 察しているのに、なのに それでも、
戦いに向かう 覚悟と集中をしていくこと、しっかり できているので、すごい!って思いました。
蝙蝠と ものすごいバトルを繰り広げているタカヤと、巻き込まれている アタルとサララさん。
いや しかし、タカヤって こんな強かったのですね!? 正直 びっくりです!!
ただ、「俺は こいつを殺すために ここに来た」と言っていますし、
タカヤさんも 相当な覚悟を決めているからこその、あの強さなんだろうなぁ とも感じました。
だけど まだ本気じゃなかったなんて、すご過ぎですね…!!!!
「そういう約束だったからな 忘れたとは いわせねえぞ 弥太郎
殺してやるから 全部教えろ おまえはなんで 灯子を殺した 俺たちの当主 おまえの妻の灯子を
何故逃げた どこで何をしていたんだ 俺たちを裏切ったのか いや違う それよりも おまえ あそこで
玖太郎に 何をしたんだ 答えろ」
本気を出すタカヤの強さは すごいけれど、心の乱れを反映して 強くなる蝙蝠。
そんな相手を前に、白猫さんの穏やかさは ものすごく偉大だなぁ、と思いました。
若い頃は 激しやすいタチ、なんて意外ですね。そして、タカヤのことも 白猫さんは知っているのですね。
「血筋でしょうかニュ」ってことは……???
別パターンに入った 蝙蝠の攻撃、悪夢の具現化を、アタルも サララさんも タカヤさんも、
防ぐことはできなくて ハラハラしました…!!
やっぱり 誰しも、恐怖や後悔 罪の意識、自己嫌悪、持っているものですよね……。タカヤだって……。
だけど、文と玖太郎が来てくれて、一気に 安心感が出てます!
文が 玖太郎を信じて、玖太郎が 文を信じて、だからこその漂う安心感 なのですね。
アタルを カッコよく助け出した文、たしかに イケメンすぎる…!! タワシ使いのくせに…!!
文には 毒の呪いも効かず、「ふてぶてしさに定評アリの 自分大好きJKですので」って言い切るなんて、
これまた頼もしくって つい笑ってしまいました。
しかも、本当は『集中力で 自分の精神を統率できてる』から 効かないとは、そっちの方が すごいです!
白虎の当主 という立場のせいで、たくさん辛い思いをしてきたのだろう サララさんが、
なんとか自力で 呪いを解けたことだって、ものすごいことのはずなのに、
そのサララさんを『これが「女王」の資質か…!』と驚かせる文。すごい としか言い様がありません!!
タカヤが作った幻の、お母さんの偽物を あっさりと消し去っただけじゃなく、
自分自身の悪意が生み出した幻と 再び対峙し、見事 始末できた玖太郎の強さも、圧倒的でしたね。
「おまえは 残響なんだな 俺の呪いの もう俺の中に おまえは いないんだ
辛いものにしてしまって ごめんな さよなら」
蝙蝠は 少し落ち着き、玖太郎の言葉が 届いたことで、開いた 蝙蝠の骸間―――
そこに落ちてしまった文は 一体どうなってしまうのか、次回も気になります…!!!!
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