プチコミック1月号の痴情の接吻 1話の感想です
痴情の接吻 第一話 如月ひいろ 先生 著
ネタバレありの感想ですので、ご注意ください!
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ネタバレ大丈夫ですか?
図書館で司書として働く 柏木和華。大好きな本に囲まれ 充実した毎日を過ごしています。
半年ほど 彼氏はいないけれど、恋愛したい とも思っていません。
そんな ある日、高校の同級生 上条忍が、和華が勤める 市立図書館に訪れました。
転勤になったから 10年ぶりに地元に戻って住むことにした、と話す 忍。
強引に、仕事終わりの和華に 不動産屋への案内を頼むのです。
高校の頃 突然キスをされて、しかも その直後“しまった”という顔をした忍と、
これ以上は 関わりたくない和華でしたが…。
実は 和華も、両親が 海外に移住するため、部屋を探しています。
たくさんの本があって なかなか決められないでいる和華に、忍は 提案しました。
「僕と一緒に マンションを借りない?」
「2LDK 柏木の部屋は 10帖の洋室 築年数は経ってるけど その分安いよ」
最初は 断っていた和華ですが、あまりの好条件に 心が揺れて―――!?
想像もしなかった ふたりの生活、果たして 上手くいくでしょうか。
偶然ではなく、わざわざ和華に声をかけた 忍は、ずっと和華を想い続けていた…のかな?
2度目のキスの後の 忍の表情は、満足気というか 好戦的というか……。
どうなっていくのか、第2話が とっても楽しみです!!
プチコミック2月号 痴情の接吻 第二話
忍との同居生活が始まって 1週間。この日は 2人揃っての休日です。
和華は、偶然の再会ではなかったことを明かした 忍の目的が、分からずにいました。
そんな 和華に、忍は 高校の頃の気持ちを打ち明けます。
「僕には そんなに夢中になれる柏木の姿が まぶしかった
キレイだなと思ってたし それは再会してからも変わらない」
はっきりと告白しようとする忍から、和華は 逃げてしまいました……。
本屋に行った和華のあとを つけた忍。2人で一緒に マンションへと帰ります。
「じっとしてられなかったんだよ
告ったせいで あのまま柏木が帰ってこなかったら ―――とか 思ったらさ」
そして、部屋に到着すると 忍は、和華に会いたくて 転勤願を出したことを伝えるのです。
「高校生の頃は 両親に養ってもらわないといけないガキで ドイツに行くことも理解してた
だから柏木には 気持ちを伝えずにいたのに――― つい うっかりキスして 後悔した」
今も 和華が好きだという忍の告白に、和華の答えは―――!?
ようやく “しまった”の顔の謎が解けて、忍の ちょっと不器用な一面が見えた気がします!!
唯一執着した和華の事となると すぐ不安になっちゃったり、実は とても素直だったり、少し 強引だったり、
意外なところを 知れば知るほど、忍が 好きになりました
趣味に没頭したい和華に アッサリ振られてしまった忍ですが、和華が 恋愛する気になるように、
自分のことを 好きになってもらえるように、ガンガン仕掛けてきそうな予感!?
和華と忍の関係が どうなっていくのか、ますます 楽しみになりますね
プチコミック3月号 痴情の接吻 第三話
和華に告白した 忍は、アッサリと断られたものの 諦める気はありません。
大胆になっている 忍のアプローチに、今は誰とも付き合うつもりがない和華は 困ってしまいます。
忍が 何の仕事をしているか、和華が聞いてみただけで 嬉しそうな反応をする、忍。
「そうやってさ もっと僕のことを知ってよ 柏木は全然 僕を知らないまま断ったけど
僕は研究職で 年収もそこそこあって コーヒーを淹れるのがうまい
それ以外にも いいところは あると思うよ」
『そんなことを言われても 困るのよ』
どうすれば 忍は諦めてくれるのか、和華は 同僚に相談してみました。
そうして、相手が付き合いたくない と思うこと、忍が引くことを やればいい、と考えた 和華。
料理が苦手な和華は 忍と一緒に、晩ごはんを作ることにします。
不慣れな和華が作った 見た目の悪い料理を見れば、食べずに 引くはず。
ところが 忍は、引くどころか しっかり食べてくれて―――!?
エキセントリックな 和華の料理姿、見ている こちらとしても、楽しかったです!
見た目はアレでも 味つけは上手な和華のポトフを、美味しそうに食べてくれる 忍の優しい表情と、
「今日は作るの楽しかったな」なんて子供みたいに笑う 忍の可愛らしさには、キュンとしました
それに、仕事にも 誠実に向き合っていて、素敵ですよね。忍だって本当に すごいですよね。
忍のことを知って 気持ちに変化が生まれきた和華。どうなっていくのか、続きが楽しみで仕方ありません