別冊フレンド3月号の 黒崎くんの言いなりになんてならない 72話の感想です
黒崎くんの言いなりになんてならない 第72話 マキノ 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください!
黒崎くんに「俺と婚約しろ」と言われた その矢先、黒父に呼びつけられ 3人でディナーをすることになった、由宇。
戸惑いつつも 美しいお料理をいただき、コミュニケーション下手な黒崎親子の会話を サポートします。
「…さて! カナダに黒崎家 大集合ですね」
「黒父の大切な場所って ききましたよ 黒崎くんから!」
「大聖堂が特にステキだったよね 黒崎くん ずっと眺めてたし」
由宇のおかげで 建築の話題で盛りあがる、黒崎くんと 黒崎くんのお父さん。
そして 話の流れで、黒父が 奥さんと結婚したのは 19歳の時、と 明かされました。
すると そんな会話中、黒崎くんがサラッと 爆弾発言!!
「赤羽と婚約したから」
「籍入れたら また家族増えるな」
息子の突然の言葉に 黒父も、婚約を了承したつもりはない 由宇も、驚いて 動揺します。
黒崎くんだけが 落ち着いています…。
「年明けから 留学することにした」
「赤羽も来い」
「やりたいこと カナダ(こっち)に来て 決心ついた」
「目標決まったら 早いほうがいい」
何も言えない 由宇に、黒父が「君も 晴人と行くのか? 本当に」と 問いかけます。
黒崎くんは 『行く』と答えると思っていたようだけど……
頭が混乱している 由宇は、やっぱり 何も言えませんでした―――
……
息子と2人だけで話したい 黒父は、黒崎くんだけを連れて バーへ移動します。
でも、お父さんと話すより 由宇と一緒にいたい 黒崎くん…
「別々のフロアにとった あの娘も疲れたろう」
「今晩は 休ませてあげなさい」
黒父は、留学の件には 賛成だと言ってくれました。深く学ぶなら 国外がいい、と。
だけど――― 支援を求めず 親に頼ろうとしない 息子の生き方に、忠告をしたかったのです。
「―――おまえは なんでも1人でしたがるな 何かを決めるときは特に」
「だが あの娘の人生は おまえの所有物じゃないぞ」
「晴人に決められるものではないだろう」
ところが その言葉に腹を立てたのか、黒崎くんは 由宇のところへ行こうとします。
父さんの話は どうでもいい、とまで言われ、黒父も 怒ってしまい……
「さっきから 赤羽赤羽と…」
「勝負してやろう 晴人」
「私に勝ったら 鍵も渡してやるぞ」
「先手は譲ってやろう」
父と息子、黒崎親子2人は チェスで勝負を始めて――――――!?