Betsucomi 2月号のクイーンズ・クオリティ19話の感想です 
クイーンズ・クオリティ 第19話 最富 キョウスケ 先生 著
ネタバレありの感想です。ご注意ください！ 
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ネタバレ大丈夫ですか？
単行本派の方、まだ発売されていない 4巻の内容を書いていますので、ご注意ください。
アタルの心間に潜った先で出会った、謎の2人組…！！ 
「銀のうみへび」とは、この少年のことでしたか……。
虫はこれまでも沢山 登場してきましたが、蛇ですか…、蛇ですか…、正直 苦手です。
しかも、こんな傲慢な少年が操っていると思うと、なおさら苦手に感じます！！
「僕の遊び場に ようこそ」って……、一体 何を勘違いしているの？と言いたくなる 笑顔の少年。
玖太郎を真面目だとバカにする彼は 掃除屋の人間ではなく、やはり ムシ遣い側の人間だったのですね。
それどころか、文を苦しめる 全ての黒幕…！！？？
淡々と話し、あっさり認めて なんてことなさそうに笑う少年は、余計に 不気味で恐ろしく感じます……。
どう見ても小学生くらいですが、本当の姿は別で 実際の年齢も、当然 違うのでしょうね。
アタルは 彼が「作ったムシの子」の1人、彼の利益のために ムシ遣いが作られるだなんて…、
何て不条理な話なのかと 驚くほどですけれど、アタルの心間を 遊び場だと勘違いしている理由は、
四方アタルのことを 自分が作った所有物だと認識しているからなのだろうな…、と納得してしまいました。
「作ったムシの子も みんな途中で潰れちゃったし」とも言っていますから、
きっとアタル以外にも 犠牲になっている人がいるのですよね…。
会った瞬間から 謎の2人組への恐怖心が生まれ、震えが止まらない文ですが、
その原因が分からない理由は、恐怖心を感じているのは 白の女王と黒の女王だから。
つまり 2人の女王と少年は、とても深い関わり合いが 過去にあったということですよね。
白の女王、黒の女王が そこまで少年を怖がる理由って、一体どんな理由！？
謎が深まる今回でしたが、アタルの溜め込んだ悪意を 文にぶちまけるなんていう「儀式」を始めた少年は、
文が「入れ物の役目」を果たせるのかどうか 確かめるためだけに、
こんなに ひどいことをしたのですものね…？ 
「そうやって誰かの悪意に乗っ取られて 自分も食いつくして 自我の無い化物になる
それが黒い女王の最終形態だよ」
玖太郎に助けを求める文を見るのが とても辛かった…！！ 
だけど、ヤナギという もう1人の謎の人物に捕らえられていた玖太郎が、
文を助け出してくれた時の嬉しさで そんな辛さも吹き飛びます！！！！
そして あれだけ笑顔を絶やさなかった少年が泣いていることに、スッキリです！！ 
文に ひどいことをしておきながら、ちょっと血が出たくらいで泣くな！！とも思いますけど。
ヤナギが「頬に傷のある男」であることも分かりましたが、戦闘面では彼のほうが強そう？？？
少年がヤナギを頼っている姿を見ると、本当の黒幕は ヤナギなのでは？とも思えてきます。
しかし、アタルの精神で作られた檻を壊しても まだアタルは死なないことや、
「幸運を祈る」なんて、まるで応援しているかのような言葉を残して 去っていくところが
何を考えているのか分からなくて、ヤナギも また不気味ですね……。
実は「銀のうみへび」を操っているのはヤナギ、という可能性も ある気がしますが…？
とりあえず敵はいなくなりましたし、文の中の悪意も玖太郎が浄化してくれたので、ひとまずは安心。
でも文が なぜ怒っているか、気付かない玖太郎は 鈍感すぎて不安です！！ 
だけど、緊張感が続く展開の中で、一瞬でも 楽しい2人の掛け合いが見れて嬉しかったなぁ。
文の中に まだ残る、取り切れていない悪意のことが心配ですが……、
暴発を防ぐため、一旦 帰ることすら出来ない状況になってしまいましたから、
腹をくくって 先へ進むしかありませんね…！！
次回では ついに、アタルを救うため、アタルの悪意と向き合うことになるのでしょうか！？
続きが気になります！！！！
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